低侵襲H&O臨床医学研究会とは

わきの下にはエクリン腺・アポクリン腺・皮脂腺という3つの分泌腺があります。

ワキガのニオイの原因になるのはアポクリン腺から出る分泌物です。この腺はわきの下のほか性器の周辺、耳の中、乳首のまわりなど、特定の場所にだけ存在します。 アポクリン腺の総数や活動の程度は生活習慣、それも食事の影響が大きいとされています。もともと菜食の食生活を長く過ごしてきた日本人は、欧米人に比べてワキガ体質の方は少ないのですが、食の欧米化とワキガが優性遺伝であることから将来的には増えていくものと思われます。

今、私たちが注目しているのはRF(Radio Frequency:ラジオ波)による治療法です。 ビューホットという機器を用いますが、患者さんに合わせてドクターが治療の設定を行い、皮膚の下にある汗腺組織のみを選択的に破壊するものです。

治療は原則として1回の照射で終了し、通院も不要です。所要時間は片わきで10分という短時間であることも特徴です。治療後は圧迫固定も不要で、普段通りの生活が可能です。「忙しくて時間がとれない」「手術はちょっと・・・」という方にピッタリの方法です。

また、多汗症の悩みも深刻で「皮膚がふやけてしまう」「他人にすぐわかってしまうほど汗ジミがひどい」など様々で日常生活にも大きな弊害がありますが、薬剤治療のように何度も通院する必要がないビューホットはこの多汗症治療にも有効です。

このように、ワキガ・多汗症に有効とされているRF(ラジオ波)治療ですが、まだ歴史の短い治療法ですので、全国で実施している施設での実績を共有し、より有効で安全な治療法を確立していく必要があります。

そのような意識を強く持つドクターにお声をかけて設立したのが「低侵襲H&O臨床医学研究会」です。

このサイトは、ワキガ・多汗症に悩む方々がおひとりでも多く、治療に向き合ってくださるように、との思いを込めて立ち上げた情報提供サイトです。

臭いや汗でお悩みの方はこのウェブサイトをご覧になり、一歩踏み出していただければ幸いです。

低侵襲H&O臨床医学研究会
理事長 北村 義洋(北村クリニック 院長)

団体名 : 低侵襲H&O臨床医学研究会


H&O Clinical Reserch Association

※H&O
 H:Hyperhidrosis(多汗症)
 O:Osmidrosis(腋臭) の頭文字です。

役員

理事長  北村義洋
(北村クリニック院長)

理事 水谷和則
(銀座みゆき通り美容外科 総院長)

理事 佐伯正典
(神戸ゆうクリニック 院長)

研究会の会員数は43名(2017.12.20現在)

事務局

東京都中央区日本橋3-2-5
(北村クリニック内)
TEL:03-3279-2928
FAX:03-5539-3656
E-mail:contact@(小文字のアットマークに置き換えて送信ください)hando-cra.com

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